しかし、先日の探訪では、以前から気が付いていたことですが、都市の森が最近になって劣化していることを強く感じました。江坂公園は指定管理者制度によって商業主義的な場所に大きく変わろうとしています。垂水神社の森は、大規模宅地開発によって裏側の森が消滅していました。関西大学のキャンパスの森も以前の曲線を描いた遊歩道が、いつの間にか直線のペーブされた道とプラスチックベンチのにぎやかな休憩所に変わっていました。
都市空間、建築空間に関して日頃から考えている建築家が、市や企業、一般の方にこのような森、公園の重要性を発信出来ればと思っています。
VIEW&LANDSCAPE OSAKA では北摂の森、散策コースをご案内しています。