スペインの旅 バルセロナ

公現祭(三賢王礼拝の日)

バルセロナのゴシック地区を歩く

たまたまバルセロナについた日が1月6日でした。街のあちこちにルミナリエのような飾り付けがしてありました。公現祭(三賢王礼拝の日)です。 東方の三賢王がベツレヘムにたどりつき、はじめて幼な子イエスに礼拝した日。スペインではクリスマスのようなものだそうです。街は大にぎわいでした。

バルセロナの中で町歩きをするなら、ゴシック地区から始めたくなる。この歴史が積み重ねられた街はいろいろな顔を持っていて、歩いて楽しい。

街の魅力に欠かせないのが旧市街地だ。その地方の魅力を感じさせる細い街路や広場、市場や教会はまちを訪れる楽しみの大きなウエートを占めている。これがなければ他のすべてが薄っぺらく感じてしまう。バルセロナの最大の魅力が実はこの旧市街地の魅力だ。今回も毎日旧市街地を歩き回った。街は生き物であり変化し続けている。20年前に行ったゴシック地区と呼ばれた街に、新しい小さな洒落た店が多数出ていて歩く楽しみを演出してくれる。街の魅力は大規模開発によって街を綺麗にすることだけでは作り出せない。そこに住む人々の小さな努力の積み重ねがその街の魅力を作り出す。

ボルン地区の路地
ボルン地区の路地にある小さな店
コロネードで囲まれた広場にサンジョセップ市場がある

作成者: 塚口 明洋

建築家を引退し、VIEW、LANDSCAPEをテーマに 時間を超えて建築家の旅を続けています。 B&B(宿泊施設)GARDEN FLATS(賃貸建物) 半島ビル(築50年の貸しビル)新町アパート(築60年の木賃アパート) を家族で運営しています。

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