山田の王子池 池を望む住宅
阪急山田駅を東に出ると駅ができた頃に開発された住宅地に出る。このころの住宅地は段差を利用した宅地開発がなされ、立派な石垣がある在来工法の住宅が建ち並ぶ。駅前地区は高度利用のため美しい集合住宅と品格のあるコンクリート造勾配屋根のテラスハウスが街並みを形成している。街のグレード感を醸し出している。池のほとりはこの地区でも最も宅地割が広く、落ち着いた住宅が今もこの地域の高級感を維持している。
王子池は地域の人の散歩道として、公園の役割を果たしている。どこの町に行っても、このような池のオープンスペースは街のイメージを形成する大きな要素だ。