昔の映画で見た未来都市の風景だ 中央環状西側を見る
上新田の旧集落と千里ニュタウンンが共存している様子は、まるでハリソンフォードの「ブレードランナー」だ。
中央環状沿いに建てられた高層マンションのエントランスは、芝居がかっていて面白い。高級感のある古典主義的デザインが周りのモダン建物とどこかマッチしている。まるでSF映画を見ているようだ。よく高速道路は、街の風景にとって悪者のように言われるが当初から計画された場所に設けられた高速道路は、それなりのスペースを周りに持てば、ダイナミックなデザインを提供する。最初にそれを感じたのは、1970年代に大阪の阿波座交差点で建設途中の、建築のスケールを超えたダイナミックな連続する構築物を見た時だ。のちの中央大通りの阿波座ジャンクションだ。
千里中央の歩道橋の上で立ち止まって車を眺めたり、夕日を眺めたりして時間を過ごす人がいないのは残念だ。歩道橋のデザインが悪いのかもしれない。