上新田地区を歩く 千里中央の高層マンションが見える
旧中央環状道路を越えると、いよいよ上新田の旧集落に入る。昔の道がそのまま残されていて、くねくねと曲がっているのですぐわかる。残念ながら、昔の街並みがずっと続いているのではないが、所々に昔のままの建物が残っている。なぜかうれしい気持ちになる。素材感がとても素晴らしい。瓦屋根に漆喰壁と板塀それに木の建具が日本の風土に合うのかもしれない。新しい建物には見られない上質感がある。それに舗装にも石や左官材料が使われていてしっとり感がある。当然農業が行われていたので水路が残っている。水路に水が流れる雰囲気が爽やかだ。集落のはずれには高層マンションが建設されている。